更新日 : 2023/04/23
オリジナルのモブを作る
目次
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準備
- 1、リソースパック用のファイルを用意する
- 2、「Blockbench」内で「CEM Template Loader」をダウンロードする
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全体の手順
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モブのモデルを作成する
- 「Blockbench」でモブの形を変える
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モブのテクスチャを作成する
- 「Blockbench」でテクスチャ変える
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リソースパックにモブのデータ(「~.jem」と「~.png」)を保存する
- ゲーム内で動作させるには、2つのデータを用意する
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注意点
準備
1、リソースパック用のファイルを用意する
2、「Blockbench」内で「CEM Template Loader」をダウンロード
まず、リソースパック用のファイルを用意します。分からない方がいましたら、以下のリンクから作り方の紹介をしています。構造自体をある程度理解していた方が楽だと思うので、よろしければ一度作成してみてください。分からないと難しく感じますが、理解してしまうと割とシンプルですよ。
リソースパックの作り方
初心者用でも簡単。リソースパックの作り方。
そして、リソースパックのフォルダ内に「optifine」「cem」フォルダを作ります。
階層構造は「assets」→「minecraft」→「optifine」→「cem」となります。(以下の画像参照)そして「cem」内にモブを変更するデータを入れていきます。(画像は私のデータなので、すでにアレイとクリーパーのデータが入っています。)
続いて「Blockbench」を起動して、「Blockbench」内で「CEM Template Loader」をダウンロードします。
※「Blockbench」をダウンロードしていないという方は、以下の記事でダウンロードリンクと日本語表記への変更の手順を書いていますので、今回は省略させていただきます。
キャラクタースキンの作り方
「blockbench」を使ったキャラクタースキンの作り方を解説
では、「Blockbench」内で「CEM Template Loader」をダウンロードする方法です。
「File」→「プラグイン」→「利用可能」→「CEM Template Loader」を探す→「+インストール」
で完了です。
無事にダウンロードできたかは、「インストール済み」に移動し確認してみてください。
全体の手順
では、おおまかな手順です。
1、「Blockbench」の「CEM Template Loader」で変更したいモブを選択する
2、モブの形を変える
3、モブのテクスチャを変える
4、「optifine」フォルダ内にモブの「jem」データ「png」データを組み込む
5、リソースパックを導入する
5については以下の記事で説明しているので、必要な方はご参考にしてください。
リソースパック導入方法
初心者用でも簡単。リソースパック導入。
では、1~4について詳しく見ていきましょう
モブのモデルを作成する
1、モブを作成する
まず、「Blockbench」の「CEM Template Loader」で変更したいモブを選択します。
「新規作成」 → 「CEM Template Loader」 → 「Load CEM Template」
「Supported」内から変更したいモブを選ぶ → 「Load vanilla texture」にチェックを入れる → 「Load」をクリック
すると作成画面が出てきます。(今回はクリーパーを選択しました。)
2、モブの形を変える
ここまできたらモブの編集をしていきます。
「Blockbench」の基本的な画面の見方は以下の画像を参照。(「Blockbench」内でグループとキューブで表記されているため、キューブをと記述しています。(一部間違ってブロックと記述してしましたが…))
※以下補足
中央モブの編集画面の何もないところで、左クリックしたままマウスを移動すると画面の回転、右クリックしたままマウスを移動するとキャラの画面の移動、マウスのホイールで拡大縮小です。
「OUTLINER」について
右下の「OUTLINER」内には、モブに合わせたグループ(フォルダのアイコンが付いているところ)が設定されています。このグループに合わせて動きなどが設定されている為、グループは増やしたり減らさない方が良いと思います。中身(キューブ)はカラにしてもグループだけ残すなど。私も詳細は分かりませんが、増やしたりするとどういう動きをするのか保証はできないので。
パーツの選択
中央画面で選択したい部分をクリックするか、右下の「OUTLINER」でグループ内の選択したいパーツ(キューブ)をクリックする。
※それぞれのモブは、そのモブに合わせてパーツごとに分かれています。
クリーパーの場合はパーツが「head」「body」「leg1」「leg2」「leg3」「leg4」に分かれています。なぜ分かれているかというと、パーツごとに動きが設定されているからです。(「hrad」だけ動かして周囲を見渡す、歩行時は「leg」をバラバラに動かすなど)
既に説明が長くなっていますが、ここからモブの編集です。
今回はクリーパーの頭を3つに増やしてみたいと思います。使用する機能は「キューブを選択する」「キューブを増やす」「キューブを移動させる」です。
パーツの選択
中央画面で選択したい部分をクリックするか、右下の「OUTLINER」でグループ内の選択したいパーツ(キューブ)をクリックする。
パーツの増やす
「OUTLINER」でグループ内のキューブをコピー&ペーストで増やす(重なって増えるので移動させないと見えません)
※「OUTLINER」でグループ内(又は、その中のキューブ)を選択して「キューブを追加」をクリックすることでもグループ内にキューブが一つ増やせます。
移動(三方向に矢印が出ているツール)を選択。
ブロックを選択すると赤、青、緑の矢印が出てきます。その矢印をクリックして動かすことでブロックが上下、左右、前後、に動きます。
さて、「head」という名前のキューブをコピー&ペーストで増やして移動させました。編集後の姿は以下の画像の通りです。(後で見直したら少しサイズ変更もしていました。)
ちなみに、サイズ変更については、以下参照願います。
サイズ(四方向に矢印が出ているツール)を選択。
ブロックを選択すると赤、青、緑の四角がついたが棒が出てきます。この四角をクリックして動かすことでサイズが変わります。
※画像では青い四角を動かしたのでクリーパーの顔が伸びました。
移動とサイズ変更が分かれば、ある程度組み立てられます。
モブのテクスチャを作成する
3、モブのテクスチャを変える
モブのテクスチャを編集する場合は、「Blockbench」内の画面右上「Paint」をクリックします。すると、テクスチャを変える画面に切り替わるので、そこで編集します。
「paint」での操作方法は、長くなるので省略させていただきます。以下の記事でも説明しているので参考にしてみてください。
キャラクタースキンの作り方
「blockbench」を使ったキャラクタースキンの作り方を解説
リソースパックにモブのデータ(「~.jem」と「~.png」)を保存する
4、「optifine」内の「cem」フォルダにモブの「jem」データ「png」データを保存する
最初にも画像を載せましたが、最終的には、リソースパックに「optifine」フォルダを追加し、その中に「cem」フォルダを追加してモブのデータを入れます。
念のため。階層構造は「assets」→「minecraft」→「optifine」→「cem」→「~.jem」「~.png」となり、参考画像ももう一度載せます。
では、保存方法について
「~.jem」
「File」 → 「Optifine JEM」 → 「cem」フォルダ内に保存
「~.png」
画面右上から「Paint」を選択 → 画面左に「~.png」という名前の画像データと保存するアイコンがあるのでそこをクリック → 「cem」フォルダ内に保存
長かったですが、これでリソースパックにデータが入りました。
後は、リソースパックを入れてゲームを起動してみます。
無事に変わっていました。
これで様々なモブの見た目を変えることができます。
なお、この方法で変えることができるのは見た目のみであり、モブの能力や性質、声などは変わりませんので、ご了承ください。
それでは、今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
念のため。リソースパックの導入方法が不明な方は、以下から確認お願いします。
リソースパック導入方法
初心者用でも簡単。リソースパック導入。
注意
フォルダ名、ファイル名、保存形式、保存場所はオリジナルの構成と同じようにしてください。それらが変わると機械が読み込めなくなってしまうためです。